< テラ・ライフ・デザインのコンセプト >
エクセレントライフ
ホリスティック
ブリーフセラピー
を見る 視点も大切です。
◆ホリスティックとは?
◆クオリティ・オブ・ライフ
◆テラ・ライフ・デザインにおける「ホリスティック」とは?
1、 人間の全体を見つめる視点。
2、「自然治癒力」「自己解決能力」。
3、「ガイア理論」にみる地球の恒常性。
◆ 病気やストレスに対する肯定的な見解
◆ホリスティックとは?
「ホリスティック(holistic)」とは、ギリシャ語の「holos」(全体)が語源であ り、「全体論的」「全身の」「関連」「つながり」などと訳されます。
『whole』(全体)、『heal』(治癒)、『holy』(聖なる)なども、このギリシャ 語の「holos」が語源になっています。
『health』(健康) という言葉は、『heal』(癒す)から来ており、 「癒えた状態(heal-th)」のことを表しています。
「ホリスティック医学」と言う言葉は、1960年代のアメリカで注目されだしまし た。病気の治療にあたって、肉体面の病理的な部分だけに注目する近代の西洋医学に 対する反省から生まれ、患者の気持ちや人としての尊厳を大切にし、人間の全体性を 尊重しようという概念です。
WHO(世界保健機構)の憲章前文でも「健康とは肉体的・精神的及び社会的にも完全 によい状態にあることであり、単に疾病がないということではない」と唱われている ように、「病気がない状態」が、「健康」というわけではありません。
ホリスティックヘルスとは、『精神・身体・環境などが調和したうえで、最良の生活 の質を得ている状態(エクセレント・ライフ)』のことを指すのだと私は思います。
◆クオリティ・オブ・ライフ
最近では、「Quality Of Life(クオリティ・オブ・ライフ)」という言葉 も聞かれるようになりましたが、物質的な豊かさだけが、人を豊かにするわけでもあ りません。
現代の日本では、健康、経済など、何を持って「豊かな質」というのか?という視 点がとても重要になってくるのではないでしょうか。
これらは、どれかひとつの側面から見るだけではなく、全体的(ホリスティック)な 視点を持つときに初めて見えてくるものだと思います。
テラ・ライフ・デザインでは、これらの「ホリスティック」という観点に基づき、 そこに見える問題だけではなく、その人全体を見つめていきたいと思います。
病気やストレスなども、否定的に捕らえるのではなく、自分を取り巻く現状が自分に とって望ましいものではないと教えてくれる 「サイン」として、 肯定的な側面
◆ 病気やストレスに対する肯定的な見解病気は変化への強力な刺激剤であり、上記の文章は「病気」に対する治癒力について書かれたものです。
ある人たちにとっては、もっとも奥深くに
隠れていた葛藤を解決する唯一の機会でもある。
治癒に成功した患者は自分の病気を、
それなしには人間として成長することができなかったはずの、
最大の機会−−−つまりは天からの贈り物と考えることになる。
病気を不運と考えたり不当だと考えることは治癒系の妨げになる。
病気を成長のための贈り物だとみなせるようになったとき、
治癒系のブロックがはずれ、治癒がはじまるのだ。
( アンドルー・ワイル博士 「癒す心 治る力」より )
「奥深くに隠れている葛藤」は、「ストレス」の原因になり、
「ストレス」を放置して、積み重ねていくことに対する警鐘として、
「病気」が現れてくるのだと思います。
「ストレス」自体が悪いと考えるのではなく、
「ストレス」は自分の心の奥にある葛藤を教えてくれる「サイン」として
肯定的に受け止めることが、苦しい状態を抜け出し、
より良い自分に成長することを可能にしてくれます。
人は自分で自分を癒す能力を持っているのです。
そのことに気が付くだけでも、癒しは始まっていきます。