テラ・ライフ・デザイン


≪ 前号へ 次号へ ≫

☆第54号 「杭が抜ければ『夢』は自然とかなう!」

topHOME

西連寺弘によるセミナー・研修のお申し込みは『志縁塾』まで! → http://www.shienjuku.com/cat/0612_5th/ ■□∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞■□             幸せになるセラピー                 ☆*:o. あなたが微笑むとき、世界が微笑む .o:*☆                2007/02/15(木) 第54号 □■∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞□■ ◆ ご 挨 拶 ! 皆様、こんにちは! ライフ・デザイン・セラピスト&コーチの西連寺(サイレンジャー)です。 先日、志縁塾(http://www.shienjuku.com/)の 代表・大谷さんから電話がありました。 大 谷 「西連寺君、17日に富山で講演の話があるんだけど行ける?」 サイレン「富山ですか?!申し訳ないです。翌日、僕、東京マラソンなので…」 大 谷 「大丈夫!日帰りで行けるから!」 サイレン「…………じゃあ、行ってきます。」 という大谷さんの有無を言わさぬテンションのため(笑)、 マラソン前日、日帰りで富山に行ってくることになりました。 そもそも17日といえば、    『大谷由里子の新春特別講演2007』    http://www.shienjuku.com/cat/0610_hw/    (↑全席、売り切れ。すごいですね!) 年に一度、みんなが大集合する日です。 もちろん、私も参加するつもりでしたが、 こちらには行けなくなっちゃいました。 (もしや僕だけ仲間はずれか?(涙笑)) 現在、志縁塾では、次世代リーダー養成研修、 『リーダーズカレッジ2007』の受講生を募集中です! http://www.shienjuku.com/archives/2007/01/post_76.html (東京校・大阪校・富山校) NHKでも「笑い」をテーマにしたビジネス研修として、 注目されておりましたプログラム! リーダーズカレッジは今年で10周年です。(私は東京校3期生。) 週末のマラソン、こんな調子で完走できるのか? 不安は残りますが、 また新しい出会いがあるかと思うととても楽しみです。 祝・リーカレ10周年ということで、 今週も「幸せのオーラ」と一緒にお届けします!.:*:・'゜'(幸) ◆ サーカスの象の話 ! とあるサーカスに大きな象がいました。 サーカスはテント住まいの移動生活です。 ショーも終わり、象使いは1本の杭(クイ)を地面に打ち、 象の鎖をその杭に繋ぎました。 身体も大きく力の強い象なら、 簡単に抜くことができるような杭ですが、 象はそこから動きません。 なぜでしょう? その象はまだ小さい子どものときに サーカスに連れてこられました。 小さい象もやはり杭に繋がれて過ごしていました。 もっと動き回ろうと何度も鎖を引っ張りましたが、 まだ小さい象には、その杭を抜くことはできませんでした。 何度頑張っても無理だったので、 そのうちに杭を抜くことを諦めて、 そこにじっとしているようになりました。 そして何年もの月日が経ち、 身体が大きくなり、力も強くなっても、 いまだにその杭が自分には抜けないと思って、 その象は、杭の側でおとなしくしている。 …というお話。 ◆ フロイト的『超自我』とは ? さて、この話を読んで皆さまは、 どのように感じましたでしょうか? 私の個人としては 「象はもっと賢い動物なのでは?」 と思っていますが…(台無し(笑))。 まあ、このお話の真偽はおいておいて、 これは我々にも当てはまるお話だと思います。 杭を抜くのを諦めてしまうのは 『超自我』の働きによるものなんですね。 (フロイト的な心理構造では、  まず人には『イド』と呼ばれる生命エネルギーの源があります。  この『イド』は「快楽原則」に則(のっと)って働きます。  『イド』は自由奔放な激しいエネルギーを持っているので、  『超自我(スーパーエゴ)』という部分が  その欲望を抑えるわけです。  この『超自我』は「道徳原則」に則って働きます。  「〜すべき」「〜してはいけない」というメッセージを  常に出して、『イド』を監視しています。  そして、その2つの間にあるのが、  『エゴ(自我)』です。  『エゴ』は「現実原則」に則って働きます。  『イド』と『超自我』のバランスをとって、  現実的な行動をしようとします。  いわゆる人が持っている「自分という『意識』」が『エゴ』です。) ◆ 子供の頃のメッセージ ? 『超自我』は幼児期の経験によって、発達すると言われています。  「これに触ると危ない」  「お母さんが怒るから、○○しちゃいけない」 など、自分にブレーキをかける部分でもあり、 我々の「行動規範」になっていく部分です。 そして、  『超自我』は我々に対して  大人になった今でも子供の頃と同じように  こうしたメッセージを与えつづけているのです。      ◆◇ これが「ライフ・デザイン・セラピー」流! ◇◆ ■□━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━□■         「今のあなた」なら、もっとできる ! ■□━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━□■ 『超自我』というのは、  「失敗をしないように」  「自分が傷つかないように」 自分を「守ってくれる」働きもしています。 ですが、人が大人になった現在においては、 たいてい「過保護」な状態になっています。  「昔やってダメだったことは、今もできない」 と思って、無駄な努力をしないようにしてくれています。 このメッセージが強すぎると、 頑張りたいのに、頑張れなくて、 ただエネルギーを消耗してしまったり、  「失敗をしないように」  「自分が傷つかないように」 どんどん何も挑戦しなくなっていったりします。 ◆ 杭を手放せば、進んでいける ! 何かを始めたくても始められなかったり、 頑張りたくても、なかなか頑張れないのは、 あなたの「努力不足」ではなく ただ単に『超自我』のせいかもしれません。  サーカスの象の話からもわかるように、  昔は手に入れられなかった物でも  今のあなたならたくさんの物を  手に入れられるでしょう。 こういうと『超自我』が邪魔なような気がしてきますが、 今まで自分を守ってくれた大事な自分の一部です。 無理に引き離そうとすると かえってしがみついてきますので、 「今までありがとう」と感謝を伝えて 手放していけるといいかもしれませんね。 あなたを止めているその杭は、きっと抜けます。   その杭が抜けた時、   幼いときに諦めた『夢』が   実現していくのかもしれません… 『夢』に向かって、頑張らなくてもいい。 その「杭」をそっと手放すだけでいいんです。 ゆっくり、あせらず、そして、何より楽しく行きましょう! 「幸せのオーラ」、皆様に届きますように! .: *:・'゜'(幸) (↓「◆おまけ」へ )   ◎ あなたが微笑むとき、世界があなたに微笑みます! ◎ *ご意見、ご感想、お待ちしております!  silen@terra-life.com ◆ お知らせ ! 「エニアグラム・アソシエイツ」では、 現在、『エニアグラム』の初心者向けのワークとして、 入門コースを月1回(火曜日)行っております。 (現在、私、西連寺が進行を担当しております!)  今月は、2月27日(火)開催です! (今年、第2回目のテーマは  『本能・感情・思考三つのセンター』です。) 飛び入り歓迎ですので、お気軽にご参加ください! 『エニアグラム入門』  午後7時〜9時30分  参加費 2000円  場所:NPO法人アート・トラスト (地下鉄 銀座線・半蔵門線・大江戸線  「青山一丁目駅」4番出口 徒歩5分) 詳しくは、ホームページで↓ http://www.enneagramassociates.com/ 参加希望のかたは、メールでご連絡くださいね!            西連寺 弘 silen@terra-life.com    エニアグラム・アソシエイツ info@enneagramassociates.com ◆ おまけ 『超自我』の働きとして、 ブレーキをかける  「〜してはいけない。」 というメッセージとは別に  「〜しなくてはいけない。」 という自分を駆り立てるようなメッセージもあります。 人は多くの場合、 「やらなくちゃいけないこと」ができなくて 悩むケースがあるかと思います。 この「やらなくちゃいけない」と思っていることも、 今の自分にとっては、 実は「必要ない」というケースも少なくありません。  結局「やらないんだったら」、  今の自分にとっては、やる必要がないもの! という考え方が有効な場合もありますので、 楽に考えてみるのもお薦めです。 今回も最後までお付き合い、 ありがとうございました。 最後まで読んでくださった皆様には、 もういっちょ幸せのオーラをお届けします! .: *:・'゜'(幸) では、また来週! ◎セミナー・講演のご依頼は『志縁塾』まで!  http://www.shienjuku.com/ ◎個人のセッションも受け付けております。お気軽にどうぞ!  http://www.terra-life.com/ ◎お友達にも紹介していただけると嬉しいです!  メルマガの転送、大歓迎です! ━★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━http://www.terra-life.com/

≪ 前号へ 次号へ ≫


Copyright 2012(c)Terra Life Design All rights reserved