テラ・ライフ・デザイン


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☆第84号 「お金は『余る』と『貧しく』なる ?」

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西連寺弘によるセミナー・研修のお申し込みは『志縁塾』まで! → http://www.shienjuku.com/ ■□∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞■□              幸せになるセラピー       ☆*:o. あなたが微笑むとき、世界が微笑む .o:*☆                2009/06/23(火) 第84号 □■∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞□■ ◆ ご 挨 拶 ! 皆様、こんにちは! ライフ・デザイン・セラピスト&コーチの西連寺(サイレンジャー)です。 http://www.terra-life.com/ いよいよ今週末になりました。 私の友人である占い師、温田桃子さんは、 不景気のせいか、仕事やキャリア、雇用問題に関する相談が 増えていると感じており、 そこで、   『占い』と『キャリア・カウンセリング』 のコラボ企画を開催することにしたそうです。 失業者の方や学生さん達にも 来ていただきやすいように『低価格』でのご提供。 実は、私にも声をかけてくださり、 一緒に参加させていただくのですが、 とてもユニークな企画だと思います(^^)。 ===================================     ☆*:o.『就活応援フェア』in『横浜大世界』.o:*☆        http://www.daska.jp/more/fortune.html       『運勢』を見つめながら、不況を『豊か』に乗り切ろう!     仕事運、キャリア、雇用に関するご相談を受け付けます!         日時: 6月27日(土)             12〜17時(予約優先)         料金: 当日受付 1,500円(30分程度)    (25日までに予約をいただいた方は『1,000円(特別価格)』!)      <カウンセラー>        ・温田桃子(占い師)        ・後藤 裕昭(キャリア・カウンセラー)         http://www.careertraining.jp/?cat=7        ・西連寺 弘(セラピスト、コーチング)     ◎お申し込み・お問い合わせは下記FAXまたはメールにて            FAX 045(812)2801          office-yoshikawa@kzf.biglobe.ne.jp      *期間中、各種占いも、通常どおり受け付けております!          http://www.daska.jp/more/fortune.html =================================== 私も内容によっては、占いチックなこともやらせていただくと思います。 横浜・中華街に遊びに行くついでに、 是非『横浜大世界(http://www.daska.jp)』にもお立ちよりください! (全国5000店舗のラーメン店から選抜したご当地ラーメンが食べられる  横浜大世界開港150周年記念『全国選抜ラーメン駅伝』とかも  やっているそうです(^^)。) 皆様とお逢いできることを楽しみにしつつ、 今回も「幸せのオーラ」と一緒にお届けします!.:*:・'゜'(幸) ◆ 100年に一度の不況 ! 100年に一度と言われる不況が世界を脅かしております。 世界中で株価が低下しております。 アメリカではリーマンブラザーズが倒産したのを始め、 銀行などの金融機関も続々と倒産しています。 株式など資産運用をしている多くの投資家たちは ハンパない(かるく億単位の)損害額を 出しているとも言われています。 ここでちょっと考えてみたいのですが、 「資産運用」ができる人ということは、 『お金』に余裕がある人であるだと思います。 (低所得者は、運用に回せるほどの資産がない…。) 今回は『お金持ち』の人ほど、 大きな額の損害を受けたと 言うことができるかもしれません。 ◆ 『貯蓄』という概念 ! ライオンはお腹が空いてくると 獲物を探し始めます。 逆に、お腹が一杯な時であれば、 目の前においしそうなシマウマがいたとしても、 追いかけて、捕まえたりはしません。 人類は『貯蓄』という概念が非常に発達しており、 明日のための食料をストックしておくことができます。 そのために突然の災害などがあっても 人類は生き抜くことが可能になったのです。 様々なリスクのある自然環境において 人類の持つ『貯蓄』という特性は 「生物」として、とても優れた能力です。 ◆ アメリカにおける『肥満問題』 ! アメリカでは、3人に1人が肥満(BMI30以上) だと言われておます。 (日本ではBMIが25を超えると肥満とします。  日本の基準で考えるとアメリカ人の  実に65%以上が肥満というデータもあります。) 肥満が引き起こす健康問題、それに伴う医療費など、 今日、アメリカにおける 大きな社会問題のひとつになっております。 「肥満」とは、いわば体内における過剰な脂肪の『貯蓄』です。 本来、生命を維持するために必要な「食料」を過剰に摂取するため、 かえって「生命」を脅かされるという「本末転倒」な状態。 「適切」な『貯蓄』は、人生のリスクを減らしてくれますが、 「過剰」な『貯蓄』は、人生のリスクをむしろ高めてしまうのです。      ◆◇ これが「ライフ・デザイン・セラピー」流!◇◆ ■□━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━□■                     『余っている』のは、         『足りない』のと『同じ』ことである        (『物事に余りたるは、足らざるに同じ』) ■□━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━□■ これ↑は剣豪「宮本武蔵」が書いたといわれる 『五輪書』の中のありがたいお言葉。 (後世の創作という説もありますが…) 宮本武蔵は二刀流に開眼し、その強さを誇ります。 ですが普通の侍が突然2本の刀を持ったとしても、 使いこなせず、逆に弱くなってしまうことでしょう。 武蔵にしたって「じゃあ、2本よりも3本だ!」 とはならないわけですよね。 (むしろ目指す方向は『無刀』…!) 有史以来、人類の『貯蓄』の対象は 『食料』から『お金』へと移行していきました。 人類にとって『お金』は特別な意味を持つものになります。 20世紀になり「大量生産」と「大量消費」により、 世界の経済は成長していきました。 そして「モノ」は豊かになり、 ついには『カネ余り』とさえ呼ばれる時代に突入したのです。 ◆ 『お金』は余れば余るほど『貧しく』なっていく ? 食べ過ぎれば、お腹を壊します。 過剰な分は、どこかで吐き出す必要があるはずです。 (今回の世界的な不況は、世界をクリーンにするための  ある種「自浄作用」のような気も、私はしています。) ですが、コト『お金』に関しては、 「余っている」といっても、 なかなか手放せるものではない。 また、どれだけお金があっても、 『自分はお金が余っている』と感じる人も そういないだろうと思います。 そもそも『お金が余っている』というのが どういう状態なのかが、なかなかわからない。 難しいところですが、 『余っている』というのは、 『多い少ない』の問題ではありません。 ◆ 世界一の資産家『ビル・ゲイツ』 ! 世界一のお金持ちといえば… そう、ビル・ゲイツですね。 彼は現在、ビジネスの第一線から退き、 財団をつくり、慈善活動を行っています。 世界の貧困と病気を解決するために 自分の資産を「使い切る」意気込みらしいです! 実態は詳しく知りませんが、 もし慈善活動に健全にお金が使われるなら、 このようなお金はいくらあっても 『余る』ということはないでしょう。 逆にホンの少額であっても ただ「貯める」だけで、使うアテのないお金は、 「余っている」と言えるかもしれません。 例えば、  家族も省みず、ガムシャラにお金を稼ぎ、  人間関係を壊すような危険な橋を渡り、  一生かかっても使い切れないほどのお金を貯めこみ、  身体を壊して、ひとり孤独に死んでいく…。 極端な話ではありますが、 似たような話を耳にすることはないでしょうか? 「お金」は何のために「貯める」のでしょうか? ◆ 分け合えば『余る』? 確かに不況のため、 家計が苦しくなっている家庭もあるかと思います。 ですが、日本における、ほとんどの家庭では、 収入が少ないなら少ないで、 なんとか『工夫』して 遣り繰りしているのではないでしょうか? 全体的に見れば、なんだかんだいって まだまだ日本は『豊か』です。 聖書にも似た話がありますが、  奪い合えば『足りない』けれど、分け合えば『余る』。 たとえ「少なく」ても「分け合える」心。 「我れ先に」ではなく「ゆずり合える」心。 今回の不況は、その『心のゆとり』を 我々に気がつかせてくれるキッカケなのかもしれません。  私たちは既にたくさんのものを手にしているのです。  後は気がつくだけ…。 ゆっくり、あせらず、そして、何より楽しく行きましょう! 「幸せのオーラ」、皆様に届きますように! .: *:・'゜'(幸) (↓◆おまけ(「『ゼロ成長』だった江戸時代 ?」へ )   ◎ あなたが微笑むとき、世界があなたに微笑みます! ◎ *コーチング・セラピーはこちらまで!→ http://terra-life.com/ *ご意見、ご感想、お待ちしております!  silen@terra-life.com ◆ お知らせ ! 『エニアグラム・アソシエイツ』 (http://www.enneagramassociates.com)の代表である 中嶋真澄さんのが小説が携帯書籍になりました。 80万部を越すベストセラー、 『魔法の心理テスト』の著者が描く壮大な長編ファンタジー。 ===================================     『レジェンド・オブ・エンネア 九つの国の物語』          〜風になった乙女の伝説〜           <電子書店パピレス>      http://www.papy.co.jp/act/books/1-130496/         発行: いるかネットブックス =================================== 9つの国にエニアグラムのエッセンスを込め、 9年がかりで完成したという感動の大作です! ◆ おまけ(「『ゼロ成長』だった江戸時代 ?」) 100年に一度の大不況。 なんとか、景気を回復させ、 「経済」を『成長』させようと多くの人が 頑張っていることと思います。 現代、経済において「景気」というのは、 「好景気」の後には「不景気」が来て、 またいつか「好景気」が来る。 その繰り返しだと思われているところがあります。 しかし歴史上において、200年以上にわたり、 経済が成長しなかった国があります。 江戸時代の日本ですね。 「江戸時代」というのは、経済が成長も悪化もしない、 『ゼロ成長』の時代であったと言われています。 その分、とても『安定』した時代であった。 また、「Pax Tokugawana(パックス・トクガワーナ)」とも呼ばれる 200年以上『平和』が保たれた世界的に見ても 貴重な時代であったとも言われています。 江戸は当時、人口が100万を超える 世界最大規模の都市であったにも関わらず、 市内は「治安」も良く「清潔」に保たれていたそうです。 『リサイクル』が非常に発達していて、 「ゴミ」がほとんど出なかったと言われています。 (物を大切にして、壊れたとしても、  修理して大事に使い続けた。) そんな安定した時代だからこそ、 現代でも世界に誇る技術力のベースとなる 「職人技」が磨かれ、 世界中の芸術家に影響を与えた「江戸文化」が 華々しく開花していったのでしょう。 日本はその後「明治維新」を通し、 西洋型の「富国強兵」を目指し、後に「敗戦」を迎えました。 戦後は「大量生産」「大量消費」による「高度経済成長」、 そして「バブルの崩壊」を経験しました。 そして世界的な『環境問題』を抱える現代。 先進国において「経済」⇒『成長』という方向は もはやベストではないのかもしれません。   求められるのは「良好な『循環(ゼロ成長)』」。 日本が改めて自国の歴史に目を向ける時…。 日本は新しい「社会・経済モデル」を、 世界に『発信』していく役割を果たすのではないかと 私は密かに思っております。 今回も最後までお付き合い、 ありがとうございました。                            最後まで読んでくださった皆様には、      .・:'*。;(幸) もういっちょ幸せのオーラをお届けします! 。.: *:・'゜' では、また! ◎セミナー・講演のご依頼は『志縁塾』まで!  http://www.shienjuku.com/ ◎個人のセッションも受け付けております。お気軽にどうぞ!  http://www.terra-life.com/ ◎お友達にも紹介していただけると嬉しいです!  メルマガの転送、大歓迎です! ━★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.terra-life.com/

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