テラ・ライフ・デザイン


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☆第76号 「『何もしない』を積極的にしてみる?」

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西連寺弘によるセミナー・研修のお申し込みは『志縁塾』まで! → http://www.shienjuku.com/ ■□∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞■□              幸せになるセラピー       ☆*:o. あなたが微笑むとき、世界が微笑む .o:*☆                2008/07/01(火) 第76号 □■∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞□■ ◆ ご 挨 拶 ! 皆様、こんにちは! ライフ・デザイン・セラピスト&コーチの西連寺(サイレンジャー)です。 http://www.terra-life.com/ いよいよ再来週になりました!、 7月15日(火)に 『志縁塾』( http://www.shienjuku.com/ )でセミナーをやります。 ===================================        〜良好な人間関係の築き方〜    ◎『能力を活かすコミュニケーション術!』◎    ☆*:o. http://tinyurl.com/5jv59v .o:*☆        7月15日(火)19:00〜21:00    (参加費 NPO会員価格2,000円、一般2,500円)       社会におけるトラブルのほとんどは、      「能力」の問題というよりも、      「人間関係」の問題で起きています。       優れた「スキル」や「能力」は、       良好な「人間関係」の中で初めて発揮されるもの。       良好な「人間関係」のためには、       上質な「コミュニケーション」が欠かせません。       ちょっとした『工夫』で、       大きな『変化』が生まれます。       良好な「人間関係」と「信頼関係」を築くための      『コミュニケーション』の練習をしてみませんか?        http://tinyurl.com/5jv59v       (↑毎回、ご好評をいただいております!) ≪予告≫  ◎8月20日(水)19:00〜『夢を叶えるセルフ・コントロール術!』              〜目標達成のための無意識の使い方 http://www.shienjuku.com/event/archives/2008/08/post_268.html =================================== 皆様とお逢いできることを楽しみにしつつ、 今回も「幸せのオーラ」と一緒にお届けします!.:*:・'゜'(幸) ◆ 『クワイエット・アラートネス』とは ? 先日、友人の結婚パーティがあり、 余興としてステージで歌わせてもらいました♪。 秋には赤ちゃんも生まれるそうで、めでたい限り! うちの息子ももう2歳になりましたが、 まだ生まれたばかりの新生児だったときの話です。 生まれたばかりの赤ちゃんというのは 「寝てる」か「泣いている」か「おっぱいを飲んでいる」かだと 私は思っていました。 ですが、泣きもせず黙って起きている (寝っ転がっている?)時間というのが意外にあるんですね。 こういう「何もしていない」時間のことを  『クワイエット・アラートネス』 と呼ぶそうです。 (『シアーズ博士夫妻のベビーブック』(主婦の友社)   http://tinyurl.com/5gqpyr ) 『静かな覚醒』という意味ですが、 感覚が研ぎ澄まされて、周囲から多くのものを吸収し、 様々な内面が育っていく、とても大切な時間のようです。 母子の「絆(きずな)」が健やかに育っていくと、 赤ちゃんの気持ちが安定していくため、 この『クワイエット・アラートネス』の時間が 長く豊かになっていくそうです。      ◆◇ これが「ライフ・デザイン・セラピー」流!◇◆ ■□━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━□■            何もしていない時間に        『豊か』に『育っていくもの』がある ! ■□━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━□■ 『成長』や『教育』ということを考えると、 何かを「体験」したり、何かを「勉強」したり、 何か『活動』をすることが確かに重要だと思われます。 ただ「詰め込む」ばかりでは良い結果に繋がらない。 ((「『ゆとり教育』は間違いだった?」)は「◆おまけ」へ↓) 頭で「理解したこと」が 本当に「わかっている」かどうかは別物だし、 身体で「体験したこと」が 本当に「理解できている」かはまた別物なのでしょう。 何かが実際に『身につく』には、 もしかしたら、何もしない時間が必要なのかもしれませんね。 (『熟成』のような?⇒ http://tinyurl.com/5uxq8n ) ◆ 『菩提樹』の下で… ! 仏教では、お釈迦様は、厳しい修行などの体験をした結果、 「苦行」だけでは、求める答えは手に入らないと 気が付いたと言われています。(『中道』の思想へ。) そこで、釈迦は「菩提樹」の下で ただひたすら座禅を組み、『瞑想』を続けることで、 全ての「迷い」から解き放たれた『仏陀(ブッダ)』へと変容したのです。 このとき釈迦は35歳だっと言われていますが、 それまでの体験や経験をもとに、 自分の中から「宇宙」的なヒラメキを持って、 この『世界(真理)』を解読したのでしょう。 世界各地を旅して回ったり、机に向かって勉強したり、 研究室で実験を繰り返したりしたのではなく、 何日間も静かに座禅することで、自分の身体を通し、 自分の内面から「答え」を導き出したというのが、 実に興味深いと思います。 (最近では、仏教における「唯識」の「阿頼耶識」と  ユングの言うところの「集合的無意識」や、  「量子力学の視点」と「仏教的宇宙観」などには  類似性があるという人もいますし…。  トンデモ科学かな?(笑)) ただ、自分の内面を「静か」に見つめるときに、 見えてくる「何か」があるのは確かではないでしょうか?   ◆ 「ただ『感じる』だけ」ということの『豊かさ』 ! まぁ、赤ちゃんと大人は違うかもしれないし、 何日間も瞑想できるほど、 現代人は時間的(経済的?)余裕もないかもしれません。 ただ、何をするのでもなく、 リラックスしている時間というのは、やはり大切なのだと思います。 また、調子が悪くて、ヤル気になれないときなんかは、 無理に元気を出すのではなく、  『クワイエット・アラートネス(静かな覚醒)』 のマネをしてみて、ただ  『この世界を感じてみる』 だけ、というのもいいかもしれません。   なんにもヤル気にならないときこそ、   積極的に『何もしない時間』をつくってみる! 自分では感じられない『内的な変化』が 深いところで静かに、そして豊かに育ってくるのかもしれませんし、 この慣れ親しんだ世界が違うものとして見えてくるかもしれません。 むしろ「重要な時間の使い方」なのだと思います。 ゆっくり、あせらず、そして、何より楽しく行きましょう! 「幸せのオーラ」、皆様に届きますように! .: *:・'゜'(幸) (↓◆おまけ(「『ゆとり教育』は間違いだった?」)へ )   ◎ あなたが微笑むとき、世界があなたに微笑みます! ◎ *コーチング・セラピーはこちらまで!→ http://terra-life.com/ *ご意見、ご感想、お待ちしております!  silen@terra-life.com ◆ お知らせ ! エニアグラム・アソシエイツ主催 http://www.enneagramassociates.com/     ◎『エニアグラム・カフェ』◎      http://www.terra-life.com/     *今回のテーマは『身体感覚・怒りの感情とは?』です。    日 時:7月22日(火曜日)19:00〜21:30    担 当:西連寺    参加費:3,000円    場 所:青山一丁目 アートトラスト彩ギャラリー4F        (地下鉄 銀座線・半蔵門線・大江戸線         「青山一丁目駅」4番出口 徒歩5分)   http://www.enneagramassociates.com/sg/map/sai.html 「エニアグラム」とは、現代では心理学をベースに、 「性格のタイプ」の分類法として発展してきました。  * 自分の傾向に気がつき、相手の傾向を理解することで、    人間関係は飛躍的に良好になります。 興味がありましたら、是非ご参加ください!  (参加希望者は「参加希望」と書いて、こちらまで!                   ⇒ silen@terra-life.com   ご質問など、お問い合わせも受け付けます。) ◆ おまけ(「『ゆとり教育』は間違いだった?」) 最近のニュースで 小中学校の教育カリキュラムの見直しが行われている という記事を見かけました。 80年代以降「受験戦争」とも呼ばれる学歴重視の価値観による 「詰め込み型教育」の反省として、 いわゆる『ゆとり教育』が生まれました。 ですが、最近ではこの『ゆとり教育』のため、 深刻な学力低下が引き起こされているとの見解があり、 見直されることになったようです。 では、『ゆとり教育』は間違いだったのでしょうか? 学力低下による問題があるならば、 適切なフォローが必要でしょう。 教育カリキュラムの反省すべき点、見直す点、 改良するポイントは、真摯に対応する必要があります。 ただ「間違いだった」という認識は 避けたほうがいいのではないかな?と私は思っています。 なぜなら「ゆとり教育」で育ったの世代が 「間違った教育」によって教育された世代だと 認識されてしまうからです。 すでに、その世代の子供たちは、 学力面において、自信を喪失しているとも聞きます。 自信の喪失は、向学心の低下に繋がり、 更なる学力低下を招くでしょうし、 さらに「自己評価」「自尊心」の低下を招きます。 これらは、新たに異なる『問題』を引き起こす原因に なってしまうのではないかと、私は心配しています。 これは『子育て』にも言えるのですが、 親が  「子育てを間違えた」 と言ってしまうと、それを聞いた子供は 「自分は(社会的に)間違っているらしい」 と感じてしまいがちなのです。 そうすると、子供は大人になっていたとしても 心の奥に深い「自己否定感」を持ち続けることになります。 人というのは「能力」の高い、低いではなく、 この「自己評価」の低さにより、 様々な問題を生み出してしまうものなのです。 (ましてや学力の高い、低いではない。) たとえ親の思い通りにならなくても、 「子供が間違っているわけではない」と その子供の個性を認め、 受け入れる懐(ふところ)の深さが必要なんだと思っています。 (一部では『ゆとり教育』世代が、  反社会的な問題を生んでいるという極端な意見さえ見られます。  (『ゆとり世代』と呼び、差別を煽っているような…)  現実には若年層の凶悪犯罪は減少傾向にあります。  http://benesse.jp/blog/20070315/p2.html  http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/news/toukou6.18.html  むしろ欧米と比べると日本の青少年の犯罪は極端に少ないんです。  (これら↑は、声を大にして言いたい!)  そして、いつの時代も若者は、社会にとって脅威でした。  現在、定年を迎える世代は既成の権力と戦った『全共闘』世代であるし、  今の親の世代もかつては『新人類』と呼ばれた世代です。  若者はいつの時代も、旧世代には理解されにくいものですし、  批判されやすい対象なのです。  (「今年の風邪は性質(たち)が悪い」と毎年言ってるみたいなもの。   人類最古の紙(パピルス)には「最近の若者はなってない!」という   愚痴が書いてあった…という話(事実?ジョーク?)もあります。)  避けることができるのならば、  「ゆとり教育」の名のもとに  安易な「差別」の概念を増やさないほうが得策だと  私は思っております。) なんだか「◆おまけ」↑が長くなりましたね。 なんか熱が入ってしまいました…。 (これで、ひとネタ書けたな(笑)。) 今回も最後までお付き合い、 ありがとうございました。                            最後まで読んでくださった皆様には、      .・:'*。;(幸) もういっちょ幸せのオーラをお届けします! 。.: *:・'゜' では、また! ◆ お知らせ! その2 私の「エニアグラム」の先生による携帯サイトができました! シリーズ合計80万部を超えるヒット作品の携帯版が堂々オープン! ■□o ☆ o。.*:・゜'☆ :*:o.。★。.: *:・'゜'・:.*o 。☆ o□■ □                              □  o                               o        ☆*:o.『 魔法の心理テスト 』.o:*☆             http://knavi.goo.ne.jp/press_content/762/ o                               o □                              □    ■□o ☆ 。.o*:・' ★゜'・:*o.。*:゜'☆ 。★:.*:.o・' ☆ o□■ 心理テストだけでなく、エニアグラムの情報も見ることができます。 私(西連寺)もサイト内で、月々でテーマを決めて、 毎週コラムを連載させてもらっています。 興味がある方は、是非、登録してくださいね! ◎セミナー・講演のご依頼は『志縁塾』まで!  http://www.shienjuku.com/ ◎個人のセッションも受け付けております。お気軽にどうぞ!  http://www.terra-life.com/ ◎お友達にも紹介していただけると嬉しいです!  メルマガの転送、大歓迎です! ━★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.terra-life.com/

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