テラ・ライフ・デザイン


≪ 前号へ 次号へ ≫

☆第41号 「『どうすればいいのか?』、わからなくてもいい!」

topHOME

http://www.terra-life.com/ ■□∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞■□             幸せになるセラピー                 ☆*:o. あなたが微笑むとき、世界が微笑む .o:*☆                2006/03/21(火) 第41号 □■∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞□■ ◆ ご 挨 拶 ! 皆様、こんにちは! ライフ・デザイン・セラピスト&コーチの西連寺(サイレンジャー)です。 みなさま、『エニアグラム』って、ご存知ですか? 『エニアグラム』とは、 人の性格の傾向を「9つ」のタイプに分けた タイポロジー(性格分類学・性格類型学)のひとつです。 私は、人の個性を尊重し、自分を見つめるために、 『エニアグラム』を学んでおります。 相手の個性を尊重し、自分を見つめることができると、    いろんなタイプの人との『コミュニケーション』が、    とてもスムーズにできるようになる! と実感しております。 私の参加している「エニアグラム・アソシエイツ」では、 現在、『エニアグラム』の初心者向けのワークとして、 入門者コースを月1回(火曜日)行っております。 次回は、私、西連寺(サイレンジャー)が 進行を担当することになりました。 (次回は、来週3月28日(火)開催です!) 現在、参加者が「さみしい」感じなので、 よろしければ、お気軽にご参加くださいね! (是非!是非!(笑))  『エニアグラム入門』    午後7時〜9時15分  参加費 2000円    場所:NPO法人アート・トラスト    (地下鉄 銀座線・半蔵門線・大江戸線     「青山一丁目駅」4番出口 徒歩5分)   詳しくは、ホームページで↓   http://www.enneagramassociates.com/ 参加希望のかたは、メールでご連絡ください! ( silen@terra-life.com 西連寺 まで。) みなさんとお会いできることを楽しみにしながら、 今週も「幸せのオーラ」と一緒にお届けします!.: *:・'゜'(幸) ◆ 「うつ病」の人とどう接するか ? 最近、「うつ病」になったという人の話をよく聞く機会があります。 その一方で、 「『うつ病』の人に、どのように接していいかわからない。」 という声も聞くようになりました。 現在では、日本人の7人に1人が「うつ病」を経験するとも 言われています。(データによっては、5人に1人とも。) こうした状況を見ていると、 「うつ病」というのは、当人だけの問題ではなく、 それを取り巻く周囲の人たちにとっても、 大切なテーマなのかもしれません。 3週にわたって、 「『問題』を抱えているように見える人」に対する接し方 というものを考えてみましたが、 今回は、その接し方の『難しさ』を もう一度、考えてみたいと思います。 ◆ 良かれと思って… !  もしあなたの大切な友人が、 『うつ病』になったと聞いたとしましょう。 『うつ病』は、最悪、自殺を引き起こす『命』に関わる病気です。 「それは、大変だ!」と、あなたは慌てるかもしれません。 あなたは、相手のために何とかしてあげたいと思うかもしれません。 ですが、   励ましたつもりが、逆にプレッシャーを与えて、   相手を傷つけてしまったり、   良かれと思って、アドバイスしたつもりが、   かえって、相手を怒らせてしまったり… こういうことは、よくあることです。 そして、いろんな情報を耳にするかもしれません。 どうやら、 ・「『頑張れ』と言ってはいけないらしい?」 ・「気分転換に無理に外に連れ出すのは逆効果らしい?」 ・「『元気出せよ!』と強く励ましてはいけないらしい?」 ・「相手の言うことを『否定』しては、いけないらしい?」 ・・・・それらしい『忠告』が、噂のように聞こえてきます。 ◆ どうすればいいのか ? では、「どうすればいいのだろう?」と、 あなたは、気を遣うことでしょう。 そして、「あたらず、さわらず」と 遠くから見守っているうちに、 だんだん『疎遠』になっていくかもしれません。 このように、 その人に対する『関心・思いやり』はあるけれども、 結果的に、『疎遠』な状態になってしまうのは、 よく見られることです。 『うつ病』になった本人も 近寄ってくる人には、   「何かうるさく言われるくらいなら、    むしろ、ほっといて欲しい。」 と思っているところがあります。 ですが、その一方で、   『うつ病』の人の多くが、『孤独』を感じている という事実があります。 むしろ、その『孤独感』こそが、 『うつ病』における大きな苦しみの ひとつらしいです。 自分が『うつ病』であるがゆえに、 周囲の人たちが離れていったのだと 感じる人もいるでしょう。 ここが、とても微妙なんですが、 口ではなんと言おうとも 心の奥では、いつでも 人の『助け』を求めている側面も あるのかもしれません。   「『頑張れ』と言ってはいけない」と言われているものの、    実は、そうした『励まし』を必要としているとも、    言ってもいいのかもしれません。      ◆◇ これが「ライフ・デザイン・セラピー」流! ◇◆ ■□━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━□■           「 いやー、むずかしい !」              と感じてもいい ! ■□━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━□■  「なんだそりゃ!(怒)」 とツッコミが聞こえてきそうです。 ですが、そもそも、こういうテーマは、 とてもむずかしいものです。  「どうしたらいいのか?」 と答えを急ぐよりも、まず  「問題は、単純ではない。」 と、受け止める「ゆとり」も、 お互いに大事ではないでしょうか。   上手くいかないこともあるかもしれません。   ですが、もともと「単純ではない」ので、   まずは、それでいいんです! ◆ 適切な『距離感』とは? 結局は、相手との「つかず、離れず」という 『距離感』が大事なのだと思います。   どう接していいかわからないから、   『離れる』ではなくて、   「どうしたらいいんだろう?」と、   周りをウロウロすることだけでも、   充分に「相手のため」になっています。 適切な『距離感』とは、そうした経験によって、 少しずつわかってくるものだと、 私は思います。 ◆ あなたが「できること」が必ずある ! 『うつ病』というテーマは、 経験したことがない人にとって、 難しいテーマなのかもしれません。 専門家に任せるのが、一番でしょうし、 自分から『距離』をおくことも、 時には必要かもしれません。 ただ、それでも、今のあなたにできることがあることを、 忘れないでほしいな、と私は思います。 まずは、   『うつ病』という「『病気』について『知る』!」 ことだけでも、いいかもしれません。 (よく「『心』の病気」みたいに言われますが、  脳内のセロトニンの減少などによる  「『脳』の病気」という側面もあるかと思います。  『心』の問題だからといって、  叱咤激励は、あまり効果がないと思っていいでしょう。  「気持ちの持ちよう」や「気合・根性」で、  どうなるものでもないのがこの『病気』です。  まず、『薬の服用』と『休養』が大切のようです。  こういうことを「知っているだけ」でも大きく違うと思います。) メールや手紙でもいいでしょう。   『気にかけている』   『良くなってほしいと思っている』   『あなたを大事に思っています』 直接は、何もしてあげることができなくても、 何か目に見える形で『気持ち』を伝えることで、 人との『つながり』を実感することはできるでしょう。   そうした『希望』を感じてもらうことが、   『快方』へ向かう、何よりの『励まし』になるのです。 ゆっくり、あせらず、そして、何より楽しく行きましょう! 「幸せのオーラ」、皆様に届きますように! .: *:・'゜'(幸) (↓「◆おまけ」へ )   ◎ あなたが微笑むとき、世界があなたに微笑みます! ◎ *ご意見、ご感想、お待ちしております!  silen@terra-life.com ◆ おまけ 『うつ病』というテーマは、 その「病気」自体に限らず、 人とのコミュニケーションを考える上で、 大事なヒントがたくさんあるように 私は、思っています。 以前にも書きましたが、 人間関係において、 「どうしたらいいのか?」という 万人に共通な『正解』というのは、 大体の場合、存在しないのだと思います。 そこには「あなた」と「相手」の 特有の『関係性』の中にある、 独自のアプローチがあるだけ。 私自身も、人との『距離感』というものは、 実際に、傷つき、傷つけあいながら、 試行錯誤の上、わかってきたところがあります。 現在では、私もそれなりの経験と方法論を 持っているつもりですが、 今でも、人とのコミュニケーションとは、 デリケートな問題であることには変わりません。 「どうしたらいいのか?」 悩むこともありますし、 今でも、試行錯誤の連続です。 ですが、こうした一つ一つが、 私に「『豊かな』コミュニケーション」を もたらしてくれているのは、 間違いないと思っております。 ◆ おまけ・2 『うつ病』は、病気ですので、 まずは専門家に相談しましょう。 薬の服用で、 症状を改善することができます。 (参考:『うつ病支援サイト』 http://www.utu-net.com/ ) 頑張っても、頑張れないのは、 その人が怠惰なわけでも、能力がないわけでもありません。 ただ単に、すでに頑張りすぎているのです。 そんな時は、ちょっと休憩したほうが、 もっと頑張れるのかもしれません。 私の知り合いでも、「うつ病」だった人はいますが、 きちんと休養をとって、回復すれば、 立派に社会に復帰することができます。 時間がかかることもあるかもしれませんが、 ゆっくり、あせらず、そして、何より楽しく行きましょう! いつもながらの長文、 今回も最後までお付き合い、 ありがとうございました。 最後まで読んでくださった皆様には、 もういっちょ幸せのオーラをお届けします! .: *:・'゜'(幸) では、また来週! ◆ お知らせ ! 4月30日(日)・5月3日(祝)にワークショップを開催します!    ◇ ソース公認トレーナー・西連寺弘による       『ソース・ワークショップ』 !       日時:4/30(日)・5/3(祝)       10:00〜18:00(2日間)     ご自分の「ワクワク」する気持ちを大切にして、    自分らしいイキイキとした毎日を送ってみませんか?   ● 職業選択に悩む方   ● 転職・独立開業希望者   ● 主婦の方   ● 理想のパートナーを求める方   ● ライフワークを探している方   ● 退職後の人生を考えている方   ● 自分の存在意義を知りたい方 私(西連寺)自身も、 いろいろなセミナーやワークショップを受けた中で 一番、『実効性』があると感じたプログラムです。 自分にとって、本当に「やりたいこと」、「好きなこと」を、 見つけることができる「ワークショップ」です!         詳しくは、こちらから↓         http://terra-life.com/     ( 本はこちらから!         『ソース』マイク・マクナマス著            http://tinyurl.com/ca9j4    ) ◎個人のセッションも受け付けております。お気軽にどうぞ!  http://www.terra-life.com/ ◆ カードセラピー体験者のご感想!  ◇ Hさん(女性・20代) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    繰り返し質問に答えているうちに    今まで知らなかった自分の感情の一部に気づくことができ    なんだか頭がすっきりしました。    カードセラピーでは、ある心の状態を、文章や頭の中の想像でなく    絵として視覚的にとらえることができたのが、    とてもわかりやすかったです。    今回、カードセラピーを受けて本当によかったと思います。    自分ひとりで考えるより    だれかと話すほうがずっといいですね。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎セッションの申し込みはこちらから ⇒ http://www.terra-life.com/ ◎メルマガの相互広告受け付けておりますので、  よろしくお願いいたします!( silen@terra-life.com ) ◎お友達にも紹介していただけると嬉しいです!  メルマガの転送、大歓迎です! ━★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.terra-life.com/

≪ 前号へ 次号へ ≫


Copyright 2012(c)Terra Life Design All rights reserved