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☆第77号 「『左利き』は『矯正』しないほうがいい?」

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西連寺弘によるセミナー・研修のお申し込みは『志縁塾』まで! → http://www.shienjuku.com/ ■□∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞■□              幸せになるセラピー       ☆*:o. あなたが微笑むとき、世界が微笑む .o:*☆                2008/07/29(火) 第77号 □■∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞□■ ◆ ご 挨 拶 ! 皆様、こんにちは! ライフ・デザイン・セラピスト&コーチの西連寺(サイレンジャー)です。 http://www.terra-life.com/ 先週のメルマガで無事80号を迎えたと思っておりましたが、 どうやら77号を飛ばしていたようです(汗)。 (友人からの指摘で気が付いたのですが、  7/8発行の78号が77号でなければいけなかったのですね。  よく見てるな〜(笑)) なので、数合わせのために今回、改めてラッキーセブン! 「77号」ということでお届けします。 (次号が81号になります。) 来月、8月20日(水)に 『志縁塾』( http://www.shienjuku.com/ )でセミナーをやります。 ===================================      〜目標達成のための無意識の使い方〜    ◎『夢を叶えるセルフ・コントロール術!』◎    ☆*:o. http://tinyurl.com/6fen8w .o:*☆        8月20日(水)19:00〜21:00    (参加費 NPO会員価格2,000円、一般2,500円)   世の中とはなかなか思い通りにならないことも多いですが、     一番てごわいのは『自分自身』かもしれません。        「やりたいのにできない!」       「やめたいのにやめられない!」      こうした『葛藤』を解消するヒントは    実は『意識』と『無意識』の関係性にあります。      『意志』が強いとか弱いというよりも    自分の『無意識』と仲良くした方が効果的です。     ☆*:o. http://tinyurl.com/6fen8w .o:*☆       チャンスや幸運を『引き寄せ』る     『無意識』との付き合い方をお伝えします! =================================== 皆様とお逢いできることを楽しみにしつつ、 今回も「幸せのオーラ」と一緒にお届けします!.:*:・'゜'(幸) ◆ 『左利き』を矯正する ? 昔、『左利き』の人は、 「行儀」が悪いとか「しつけ」がなっていないとか、 「教育」に問題があるなどと言われた時代がありました。 (そういえば数年前、お相撲で「朝青龍」が懸賞金を受け取る際、  「左手」で手刀を切ることが問題になってましたね。  (今は右手でやっているそうですが…。)  あれは「行儀」の良し悪しというより「しきたり」なのかな?) 現在の風潮では、 ・『左利き』は「しつけ」や「教育」に関係のない  「脳」のつくりによる「生まれつき」のものである ・『左利き』を『右』に矯正しようとすると「脳」にストレスがかかり、   かえって様々な弊害が出てくる。  (吃音になるとか?とっさに左右がわからなくなるとか?) という認識が一般的で、 昔ほど『左利き』に対する「偏見?」はなくなっているようですね。 (むしろ「カッコいい!」というイメージすらある?) ◆ 私の『左利き』体験 ! 私はもともと『左利き』です。 両親は「左手」を使うことに関して、 決してうるさくなかったのですが、 「字だけ」は右で書けたほうがいいとのことで、 私は幼稚園の頃から「習字」に通わされ「書道」をやりました。 結果、私は「字」を「右手」で書くようになりました。 ついでに恐ろしく「字」が「汚く」なりました! (実は人からよく驚かれます。意外なほど…らしいです(泣笑)。) 振り返ってみると、 私は小学生になってもボールを 片手で投げることができませんでした。 身体が混乱していたのか、 「右手・左手」のどちらも、 うまく使えない時期があったんです。 なので「球技」はとても苦手でした。 (小さいボールもサッカーのフリースローみたいに  両手で投げていました。) 小学生の高学年の頃から、 スポーツは全て、なぜか「右手」で落ち着き、 やっと人並みになりました。 (高校ではバレーボール部だったので、  「左」が使えれば良かった…と思うこともしばしば。) 現在は、字やスポーツ、楽器は「右手」、 お箸や包丁、線を引いたり、図を書くのは「左手」。 ナイフとフォークは、なぜか右利きの人と一緒。 絵は両手で描けます。 自分でも意識していないのですが、 何が「右」で、何が「左」なのか、 複雑な使い分けになっているようです。 果たしてこれらは『左利き』であった私が 『右』を使うようにしたことの弊害だったのでしょうか? (……今となっては自分では、よくわかりません。) なんにせよ、時代の風潮として 昔は『ダメ!』と言われていた『左利き』が、 肯定的に受け入れられるようになったことは とても喜ぶべきことだと思います!      ◆◇ これが「ライフ・デザイン・セラピー」流!◇◆ ■□━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━□■             実は『性格』も        『生まれつき』によるところが大きい ! ■□━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━□■ 『性格』というのは、  その人の生まれ育った『環境』によって決まる と思っている方が多いと思います。 もちろん生まれ育った『環境』は その人の人格形成に大きな影響を与えます。 それは間違いありません。 ただ、その前に、人と比べて ・「マイペース」である。 ・「集団生活が苦手」である。 ・「怒りっぽい」。 ・「自己主張が強い」。 ・「気が弱い」。 などなど、 その子がそもそも生まれ持った 基本となる『気質』というものが、実は存在しています。 赤ちゃんは、身体を持って生まれてきた時点で 「左利き」かどうかが決まっているように、 どうやら「性格」にも「生まれもった気質」があるようなんです。 ◆ 『矯正』しようとすることに『問題』が生まれる ! 子供を『左利き』から『右利き』へ矯正することで、 神経症が引き起こされる例もあるらしいです。 私は『左利き』の人が「右手」を使おうとする訓練自体に そこまでの問題があるとは、あまり思っていません。 (もちろん子供の頃は、  多少の混乱はあるとは思います。) それよりも「『左手』を使ってはいけない!」という 強い「プレッシャー」による『ストレス』、 『左利き』である自分を「『否定』された」という感覚 (『自己否定感』)を子供に与えてしまうこと自体が 様々な問題を引き起こしてしまうのだと思っています。 ◆ 『性格』も同じ ! リーダーシップがあり、 自己主張のハッキリしていて、 エリート・タイプのご両親から見ると、 お子さんが「引っ込み思案」である場合、 「気弱」に見えて心配になるかもしれません。 それを「強い子」にしようと 「スパルタ」で育てたとしても、 お互いの「ストレス」により、 お子さんの「気弱さ」は強化され、 逆効果になってしまう可能性が高い。 協調性を重んじるご両親からは 「自己主張」の強いお子さんは 「でしゃばり」で「ワガママ」に見えるかもしれません。 ですが、その子の「自己主張」を 「押さえ込もう」とすればするほど、 ガンガン反発してくるでしょう。 なんとなく「ネガティブ」指向のお子さんに対し、 「ポジティブ・シンキング」を押し付けるもの同様です。 (子供の「気質」というのはある程度、  持って生まれたものだとするならば…。) 問題なのは、それぞれの「気質」よりも、 自分が否定されているという『感覚』や 「苦手」なことを無理やり 押し付けられるという『ストレス』こそが、 『問題』を『固着化』させてしまう! ということです。 ◆ まず「受け入れてあげる」こと ! もちろん各家庭の教育方針があり、親が責任を持って 子供を理想の方向へ導くことはとても重要です。 ただ、子供に対して 何らかの「こっちに『矯正』しよう」という感覚があるなら ちょっと待っていただきたい、と私は思います。  その前に「生まれたままの個性」を  まず認めて、充分、受け入れてあげてください。 それは、性別、皮膚の色、血液型、利き手の右左などと同様に、 その子が「生まれ持った」その子の『証(宝)』なのです。 時代の変化によって「左利き」が受け入れられていったように 現在、ネガティブに思われているものも、 今後、どんどん認められるようになっていくでしょう。 (黒人、性同一障害、ハンセン病、同性愛などと同様に  様々な検証や議論は必要にはなるでしょうが。)  『豊か』な世界とは   様々な『多様性』が認められる世界 のことなのですから…。 『時代』はそちらに向かっている、と私は信じています。 ゆっくり、あせらず、そして、何より楽しく行きましょう! 「幸せのオーラ」、皆様に届きますように! .: *:・'゜'(幸) (↓◆おまけ(「『障害』ですら『受け入れる』?」        「子供の頃のイメージは変えられる?」ヘ )   ◎ あなたが微笑むとき、世界があなたに微笑みます! ◎ *コーチング・セラピーはこちらまで!→ http://terra-life.com/ *ご意見、ご感想、お待ちしております!  silen@terra-life.com ◆ お知らせ ! エニアグラム・アソシエイツ主催 http://www.enneagramassociates.com/     ◎『エニアグラム・カフェ』◎      http://www.terra-life.com/   (8月はお休みです。    9月は第3火曜日になりますので、ご注意ください。)   *今回のテーマは『感情とは?恥の感覚とは?』です。    日 時:9月16日(火曜日)19:00〜21:30    担 当:西連寺    参加費:3,000円    場 所:青山一丁目 アートトラスト彩ギャラリー4F        (地下鉄 銀座線・半蔵門線・大江戸線         「青山一丁目駅」4番出口 徒歩5分)   http://www.enneagramassociates.com/sg/map/sai.html 「エニアグラム」とは、現代では心理学をベースに、 「性格のタイプ」の分類法として発展してきました。  * 自分の傾向に気がつき、相手の傾向を理解することで、    人間関係は飛躍的に良好になります。 興味がありましたら、是非ご参加ください!  (参加希望者は「参加希望」と書いて、こちらまで!                   ⇒ silen@terra-life.com   ご質問など、お問い合わせも受け付けます。) ◆ おまけ(「『障害』ですら『受け入れる』?」) 現在、注目を集めている「アスペルガー症候群」や ADHD、ADDや「学習障害」など。 これらも、その生まれ持った症状よりも、 その障害によって、 親や周囲から理解されにくいために、 「自己否定感」を深めてしまうことにより、 問題行動が激しくなってしまうとも言われています。 よくエジソンや坂本竜馬が引き合いに出されますが、 幼少時代、変な子供でも、身近に理解者がいて、 自己評価を高く保てたなら、 『障害』ですら個性の一つとなり、 むしろ長所として伸びる可能性があるようです。    *   *   * 子供というものは、 大人になれば、それぞれの方法で きちんと社会に適応していくものです。 (たとえ親の思惑とは外れているとしても…。) むしろ「厳しいしつけ」をされることで、 「自己否定感」を深めている子供も大勢います。 一見、良い子に育っているように見えていても、 自分に自信が持てないまま、大人になっても、 不安定な精神状態である人たちは大勢います。 その「不安定さ」こそが、 社会への適応を難しくさせているのです。 決して生まれ持った「気質」のせいではありません。 「しつけ」や「教育」の名のもとに、 自分を否定され、 精神的に傷つけられたと感じている人達は 多数存在しています。 (そのこと自体にフタをしてしまって、  自分で気がついていない人も多数います!) 私が心配しているのは、  否定された「個性」は何らかの形で  必ず『反発』してくる ということです。 ここら辺が、現代社会の問題のベースだと私は思っています。 (ここ最近の事件「親を困らせてやりたかった…」って、  共通のキーワードですよね。)    *   *   * 私は、子育てにおいては 「自己評価」の高さを保つことが 一番重要だと思っています。 また、大人になったとしたら、 「自己評価」は自分の工夫によって、 高めることができるのです。 私としては、セラピーなどが 効果的だと思っているのですが、 社会的な支持は まだ得られないみたいですね。 ◆ おまけ・その2(「子供の頃のイメージは変えられる?」) 実のところ、 私の字が「汚い」のは右手への矯正の結果というより、 「性格」のような気もしています(笑)。 (言い訳として「矯正」の話はよく使っていましたが。) 5歳の時に何かの書道の大会で 「金賞」をもらったこともあるんですけどね。 (よく覚えていないのですが、左で書いたのかな…?) 現在は丁寧に書いているつもりでも意外とダメです。 「ヘタ」というより「汚い」んです(涙)。 今までは「どうでもいい」と諦めていましたが、 最近ちょっと、キレイに書けたらいいなぁと 思うようになっています。頑張ります。    *   *   * 『左利き』を矯正されると とっさに「左右」といわれても、 どっちのことか、わからなくなるケースがあるそうです。 そういえば、小学生の視力検査の時、 「上! 下!  え〜と…こっち、こっち!」 右左がどっちか言えなくなってしまい、指でさして、 恥ずかしかった想い出があります。 関係あるんでしょうか? (これも性格のような気もしますが。) 今は全然大丈夫です。 今でも、すごい方向音痴ではあります…。 (これは関係ないか?(笑))     *   *   * 私は子供のころ、 ボールもろくに投げられなかったし、 喘息(ぜんそく)だったこともあり、 周囲は私のことを「病弱」で「運動」が苦手だという イメージで見ていたと思います。 確かに『運動』に関してコンプレックスはありました。 チーム分けの時、どちらのチームも 私を欲しがらないんですよね。 小学生の男子として、それは辛かったように覚えています。 私の場合はその後、幸い健康になりました。 高校生くらいになって、 体育で「5」がもらえるようになっても、 親戚からは 「最近、身体の調子はどう?ちゃんと学校に行けてる?」 と心配されていましたが…。 今となっては100キロとか走りますし。 一時期はタバコも吸っていたし、 お酒を飲んで夜更かしもできるし、 いやはや健康になったものです(笑)。 (最近は年齢的な衰えを感じています…) そういえば、先週、お酒をつくるとき、 マドラーを使う私の手が、左手だったらしいです。 人から指摘され、初めて気がつきました。 ちなみに、その人自身も「左利き」で、 「『左利き』の人はすぐわかる!」と言っていました。     *    *    * そうそう、今回、調べ物していて知ったのですが、 ・『右脳』イメージ・ひらめき・芸術 ・『左脳』言語・分析・計算 というような「『右脳・左脳』論」って、 科学的な根拠がないんですってね。 知らなかった。ビックリ! ・左利きの人は右脳が発達しているので、  『直観力・イメージ感覚』が優れている。 みたいな理論を普通に信じていたんですけど…。 お恥ずかしい…。 (「左利きの人は右脳が発達している」というのも  あまり根拠はないんですってね。  「イライラするのはカルシウム不足」と同様に   俗説らしいです。  一体、誰が言い出したんだろ…?) 今回も最後までお付き合い、 ありがとうございました。                            最後まで読んでくださった皆様には、      .・:'*。;(幸) もういっちょ幸せのオーラをお届けします! 。.: *:・'゜' では、また! ◆ お知らせ! その2 私の「エニアグラム」の先生による携帯サイトができました! シリーズ合計80万部を超えるヒット作品の携帯版が堂々オープン! ■□o ☆ o。.*:・゜'☆ :*:o.。★。.: *:・'゜'・:.*o 。☆ o□■ □                              □  o                               o        ☆*:o.『 魔法の心理テスト 』.o:*☆             http://knavi.goo.ne.jp/press_content/762/ o                               o □                              □    ■□o ☆ 。.o*:・' ★゜'・:*o.。*:゜'☆ 。★:.*:.o・' ☆ o□■ 心理テストだけでなく、エニアグラムの情報も見ることができます。 私(西連寺)もサイト内で、月々でテーマを決めて、 毎週コラムを連載させてもらっています。 興味がある方は、是非、登録してくださいね! ◎セミナー・講演のご依頼は『志縁塾』まで!  http://www.shienjuku.com/ ◎個人のセッションも受け付けております。お気軽にどうぞ!  http://www.terra-life.com/ ◎お友達にも紹介していただけると嬉しいです!  メルマガの転送、大歓迎です! ━★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.terra-life.com/

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