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　　　　　　　　　　　　　幸せになるセラピー
　 　　　　☆*:o.　あなたが微笑むとき、世界が微笑む　.o:*☆　　　
　　　　　　　　　　　 2011/03/17（木）　第85号
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◆　ご　挨　拶　！

皆様、こんにちは！

ライフ・デザイン・セラピスト＆コーチの
西連寺（サイレンジャー）です。

実に１年９ヶ月ぶりのメルマガになります。

皆さま、元気にお過ごしでしょうか？


今、日本は深刻な状況になっております。


こんな時期にメルマガを発行することが
適当な行為かどうか悩みましたが、
メッセージをお送りします。

一日も早い日常の復旧と被災者の皆さまのご冥福を祈りつつ、
今回も「幸せのオーラ」と一緒にお届けします！.:*:・'゜'（幸）


◆　『パニック』とは　？

「パニック」とは、簡単に言うと、
落ち着いていれば
避けられるはずの被害を受けてしまう、
または被害を増大させてしまう
心理状態のことです。

たとえば、ひと一人がやっと通り抜けられる
スペースがあるとします。

そこへ火事などが起き、大勢が駆けつけます。

冷静に一列に並べば、
一人ずつ通ることで、
全員、避難することができます。

しかし、パニックになり、
全員が一度に避難しようとすると
押し合いへし合いになります。

そうなると
通り抜けること自体が困難になり、
衝突や押し合いによる２次的な被害も
発生することになります。

「パニック」とは、このように、
危険を避けようとするあまり、

　「危険性がより高まってしまう」

状態のことです。


◆「チェーンメール」について思うこと

今回、地震に関する「チェーンメール」が出回っています。

現在のネットのモラルとしては、
「チェーンメール」は
内容が「真実」だろうと
「善意」のものであったとしても、
『有害』なものとされています。

（チェーンメールの歴史は古く、
　「１００人の村」「ペットの里親」「輸血のお願い」など、
　過去にいろいろ問題になっています。）

「チェーンメール」は内容に関わらず「ＮＧ」！

ということを改めて認識する必要があるかと思います。

私自身「チェーンメール」については、
昔、何度か、ひっかかったこともありますので、
あまり偉そうなことは言えないのですが…。
（「反核の署名」とか「鉄腕ダッシュ」とか。
　懐かしい＆お恥ずかしい…。）


◆　『善意』からの行為

今回の「千葉の化学物質」や「節電のお願い」など、
大切な知人に対し「良かれ」と思って
メールを送った人たちが多かったと思います。

『善意』と呼ばれるものが、
ベースにあったと思います。

以前、新潟県中越地震（04年）では、
「救援物資」を求めるチェーンメールが流れました。

それを信じた「善意」ある人々が、
多くの救援物資を送りました。

そして、多くの荷物が届き、現場は混乱を極めました。

結果、過剰な荷物は使われることもなく、
現地では、その保管、処分に多くの労力を奪われたのです。


これは阪神大震災のときも問題になりましたが、

　「救援物資は被災地を襲う第ニの災害」

と呼ばれるほど、逆効果になる場合があるのです。

（詳しくはこちらから↓
　http://www.itscom.net/safety/interview/159.html
　http://tinyurl.com/yck2agk　）


現場に物資が不足しているのは、
モノが足りないのではなく、運搬方法がなく、
届けられないからというケースが多いものです。

ＮＰＯや地方自治体が救援物資の呼びかけを
していることもありますが、
基本的に物資の手配は、
行政の判断に任せたほうが良さそうです。

（個人で行うのは、やはり『募金』が一番です。）


でも、今、この瞬間にも
現に困っている人がいるという事実。

　「何かできることはないのか？」

と心を痛めている人も多いかと思います。


これは、私からの提案です。


　　　　　◆◇ これが「ライフ・デザイン・セラピー」流！◇◆
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　　　　　　　　　　　　　　「自分の心」を

　　　　　　　　　　　　『穏やか』にすることに

　　　　　　　　　　　　　全力を尽くしてみる


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今、日本は未曾有の大災害を経験しています。

被災地の方々だけでなく、
皆さんも間違いなく大きなストレスを
受けていることでしょう。

あなたの心には
「不安」「心配」「恐怖」「怒り」
などの感情が存在していると思います。

そうしたネガティブな心理状態のまま、発せられる「善意」。

こうした場合、例え、それが「善意」であっても、
「チェーンメール」や
個人的な「救援物資」の発送など、
冷静さを失った安易なアクションを
引き起こしてしまう可能性があります。

これらは、ある種、
軽度の「パニック」状態なのだと
私は思っています。

現状や事実を冷静に確認すれば、
避けられる事態です。

ガソリンなど、買占めにより、
本当に必要な人たちに
モノが届かないと言うのは、
人災による二次災害と言っていいと思います。

リスクを最小限に抑え、
被害をこれ以上広げないこと。

災害に対し「適切な行動」で「対応」すること。

それには、まず「穏やかな心」を
大切にしてみることをお勧めします。


◆　「心の痛み」と向き合うこと


　あなたが「心穏やか」でいられるなら、
　それだけで多くの人々の不安や苦しみを
　受け止めることができるでしょう。

　あなたが「心穏やか」でいられるなら、
　周囲の人々にも、心の落ち着きを
　与えることができるしょう。


今現在も、各地で余震が続き、
原子力発電所など、
予断を許さない緊迫した状態が続いております。

　「こんな時に、落ち着いてられるか！」

と思われる方もいるかもしれません。

「心を穏やかにする」とは、
事態を楽観視して
「大丈夫」と過信することでも、
「見て、見ぬ振り」をして
問題を軽視するということでもありません。

「問題」を「問題」として受け止めること。

適切に「緊張感」を持ちつづけること。

そのときに、外部の余計なことに
心を煩わせることなく、
自分の受けている「心の痛み」と向き合うことです。

自分の感情を
「不安」「心配」「恐怖」「怒り」などで
誤魔化さないことです。

人は、これらのネガティブな感情によって、
事実を歪めて受け止めてしまう可能性があります。
（恐怖心をあおる刺激の強いデマなどを、
　信じやすくなります。）

また、これらの感情は、
他人にも伝わって「増殖」してしまうものです。

そして、それらが集団の「パニック」を生み出します。


　自分の心を「穏やか」にすること。


それが今、私たちにできる
最善の方法だと私は思っております。

また、それが「世界を穏やか」にしていくキッカケになると
私は信じています。


ゆっくり、あせらず、そして、何より楽しく行きましょう！


「幸せのオーラ」、皆様に届きますように！　.: *:・'゜'（幸）


（↓◆おまけ（「『心穏やか』になるためのヒント」）へ　）


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＊ご意見、ご感想、お待ちしております！
　silen@terra-life.com



◆　おまけ（「『心穏やか』になるためのヒント」　）

今、このメルマガを読んでいる人は
少なくとも日常の生活が送れているのだと思います。

今、我々にできることは、
多少の不便を感じても、皆で協力して、
心穏やかに、日常を過ごすことだと思います。


民主党政権や東京電力、JR東日本など。

いろいろと批判は出てくるし、
言いたい事もあるでしょう。

実際、原発関係では、
日本の政府の態度に他国からも
批判の声が上がっています。

ですが、現場の個人個人は、
命を張って、頑張ってくれている人たちもたくさんいます。

批判はどれだけ質が高く、的を得ていたとしても、
非生産的なエネルギーを生み出しがちです。

時がくれば、批判されるべきことは、正当に裁かれるでしょう。

今は、緊急事態です。

余計なことにエネルギーを費やすのではなく、
みんなで力を合わせて協力することが
解決を早めると思います。


＜心穏やかにするためのヒント＞

１．情報源を自分で選ぶ

身体の健康を考えて、
食べ物に気をつけている人は多いと思います。

同様に、心の健康を考えたとき、
身体に入ってくる「情報」にも気をつけてみましょう。

現在のテレビは刺激が強すぎると思います。
（ＮＨＫはまだましですが、特に民法。
　ニュースをドラマチック（感動的）にしてしまい、
　「不安」「心配」「恐怖」「怒り」「悲しみ」を
　あおっているところがあります。）

新聞も新聞社によっては
意外と政権や東京電力に対して
感情的に批判し、
「怒り」をあおるような記事も見受けられます。

ネットは、早いし、広範囲の情報が手に入りますが、
真偽が判断しにくく、デマの出現する可能性も高いです。

刺激の強いものは見なければいいのですが、
現在の状況では、緊急情報は必要です。

今は、節電のことや停電の件もありますし、
テレビを消して、ラジオくらいがちょうど良いかもしれません。

放射能に対する「不安」はあるかと思いますが、
今は、噂ではなく、『公』の情報をチェックしましょう。

政府の発表を
過剰に疑うことはないし、
過剰に信じることもありません。

冷静にチェックすることが良いと思います。

海外のニュースを参考にするのも
ひとつの方法です。

「穏やかな心」で対処しましょう。


２．例外探し

「ブリーフセラピー」の技法のひとつですが、
トラブルが起きたとき、
トラブルだけに意識を向けるのではなく、
正常に機能している点にも目を向ける方法です。

たとえば、頭が痛くてどうしようもないと思ったけど、
お腹も痛くないし、身体もダルくない、手足も平気、みたいな。

トラブルに目を向けると、
パニックを起こしやすくなりますが、
大丈夫なところもあると思うと、多少、安心感ができてきます。

今現在、日本は機能していない点が多々あります。

ですが、きちんと機能しているところもあるのです。

東日本は壊滅的だが、
西日本は、ほぼ正常に機能している、とか。

都内に限っていえば、
計画停電も１日目は大混乱でしたが、
２日目以降は多少の混乱もありつつも、
既に落ち着きを見せています。

鉄道も完全ではありませんが、
動き出しているところもあります。

また、そんな大混乱の中でも、出勤しようとする
サラリーマンの意識の高さ。

日本人の適応能力の高さと勤勉さ、
私は素晴らしいと思います。

日本人の冷静な態度と、
ルールを守る秩序正しさ、
お互いに思いやる道徳心。

これらには、世界各国の人たちも
驚きと尊敬の念を持ってみてくれているようです。

日本人である『誇り』。

我々はきっと頑張れます。

満たされているから、
心が穏やかになる訳ではありません。

心が穏やかだから、
どんな困難があろうとも
満たされた人生になるのです。


今回も最後までお付き合い、
ありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
最後まで読んでくださった皆様には、　　　　　　.・：'＊。;（幸）
もういっちょ幸せのオーラをお届けします！　。.: *:・'゜'

では、また！



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